MDMで重要なセキュリティー対策機能

MDMで重要なセキュリティー対策機能

MDMで重要な機能の一つにセキュリティー対策が挙げられます。
これはそのデバイスが盗難にあったり紛失したような際に、遠隔操作でロックをかけるとか、強制的にデータを消去するなどして内部に保存されている重要データが漏洩することを防ぐものです。
ニュースなどでも、いち従業員の不注意からデバイスを紛失し、そこから機密情報が流出して顧客情報などが漏れたというようなことを耳にするケースがありますが、このようなリスクもMDMで大いに軽減できるわけです。
ただし、これはその機器が盗難にあったとか紛失したという事実を速やかにMDM管理部門に連絡されることが前提になります。
連絡があって初めて動けるわけで、単に気づかなかったとか、叱責を恐れるとか自分で何とか取り戻そうとしているうちに問題が大きくなることがありますので、その点はしっかりと従業員教育を行うことが必要です。
もちろんこれ以外にもパスワードなどは基本的なところになります。

ウィルス感染を防ぎ大切な情報を守るMDMの機能

MDMには、ウィルス感染を防ぎ大切な情報を守る機能が搭載されています。
企業では、オフィスでもテレワークでもタブレットやスマートフォンなどのモバイル端末を使用します。
端末の管理では、紛失などのトラブル対策やセキュリティ対策も重要です。
データ削除やリモートロック機能が搭載されているMDMを使えば、情報漏洩のリスクを減らせます。
タブレットやスマートフォンを外で紛失した場合も、位置情報を記録できるので追跡できます。
スマートフォンに会社の業務とは関係ないアプリを入れていると、情報漏洩のリスクが高くなり業務効率が低下します。
MDMでモバイル端末を管理すれば、利用制限によって必要な業務に集中できます。
複数の端末を管理したい場合でも、MDMなら管理者が一括で設定できるので手間を省けます。
社内のネットワークを見直したい場合も端末の設定を変更したい場合も、簡単に変えられます。
自社の業務に必要なシステムを事前に確認して、予算も踏まえて製品を選択します。